が向いています。
器の厚さは、
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熱いお湯で頂くお茶向き (ほうじ茶、玄米茶、番茶など) |
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湯冷ましをしてから入れるようなお茶向き (上質な煎茶等) |
上質な煎茶に使うお湯は「湯冷まし」をします。一度沸騰したお湯を器に移したりして、70℃程度に温度を落とします。
※一人前は70mlでお湯は70℃と覚えると語呂がいいかな? 体験上ですが、薄手の器で80℃以上のお湯が入っている場合は器を持ち続けられません。薄手の器で「熱いかな?」と思いながらも手に持っていられる限界は75℃以下の様に思います。 |
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紅茶、コーヒーの器と見た目で一番違うのは「把手」の有る無しですね。
では何故なのでしょう?。最大の理由は使用するお湯の温度の違いだと考えられます。「紅茶は沸騰したてのお湯」「コーヒーは沸騰直前のお湯」といった具合に緑茶を入れるのとは使用するお湯の温度が違います。 |
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日本茶以外でも「コーヒーは厚手の器、紅茶は薄手で広口の器」といわれますね。これはそれぞれの特色を良くあらわしています。「熱く保温された状態が美味しいコーヒー」と「香りと水色を楽しむ紅茶」という所でしょうか。(紅茶は緑茶と違いアールグレー等の「着香茶(センティッドティー)」が市民権を得ています。様々な香りの入った紅茶は皆さんも良くご存じのことかと思います。) |
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オリエンタルな雰囲気のカップですが、カップの底の部分に細工がしてあります。
明かりに透かして見ると着物姿の女性が浮かび上がります。 戦後、外貨獲得のために作られた輸出用の茶器と聞いています。今から15年程前にデパートの物産市で購入しました。(ポインタを画像にのせて下さい。) |
(日本製) |
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