◆ 銀色の葉っぱ ◆
先日、農業コンサルタントの先生のお話をうかがっていましたら「今年の一番茶の銀色」の葉っぱが大切なんですとのお話が出ました。「お茶の葉っぱが銀色?緑じゃ無いの?」って思いませんか。でも実際に銀色に見えるんですよ。
奥の銀色に見えるのが一番茶の葉、手前の黄緑の葉が2番茶の葉 (画面で確認出来るのか多少不安。)
7月上旬、2番茶の収穫後、2番茶の葉と細い茎を刈り捨てるように整枝をします。(微妙なのですが、一本の茎に一番茶の葉が2枚残るようにします。)
黄緑の葉っぱが無くなって一番茶の葉っぱが目立ちます。
「7月1日がお茶畑の一年の始まりです。「新茶」や「2番茶」が採れるのは本当は「おまけ」なんですよ。今ちゃんとお茶の畑の面倒を見てあげた結果が来年の新茶に繋がるんです。」
来年のお茶の準備はもう始まっています。良いお茶が出来ますように。
お茶の木は、「芽」を伸ばしている時は「根」は伸びません。ちゃんと葉が広がり綺麗な銀色の葉っぱが出来上がった、今頃から根をぐんぐん伸ばして力を貯えます。そして、銀色の葉っぱが来年の一番茶を育てるのです。